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去年(2022年)の春先にホームセンターに買い物に行った時,園芸コーナーでイチゴの苗を見つけて衝動買いしてしまいました。家に帰ってすぐにプランターに植え替えて,自宅のベランダで育てています。初めてのイチゴ栽培で,ほぼ一年が過ぎようとしています。
下の3枚の画像は,その時に買ったイチゴの春から秋にかけての様子です。
自己流で育てたので病気や虫の被害にたくさん遭いました。特にナメクジには何度も実を食べられてしまいました。見つけ次第割り箸でつまんで取り除いたり薬を置いたりしたのですが,完全に駆除することはできませんでした。それでも無事に幾つかの実を食べることはできたのですが,きちんと育てていたらもっとたくさん食べられたと思います。
それで,次はおいしいイチゴをいっぱい食べたいと思い,育て方を調べながらイチゴの栽培を続けることにしました。当初は育てていたイチゴをそのまま続けて育てようと思っていたのですが,枯れてしまったり持っていない品種のイチゴが気になったりして,予定より品種も数も増やすことにしました。
それで,育てていた苗から伸びるランナーからポット受け育苗という方法で苗を増やしたり,ホームセンターなどで購入したりすることにしました。
最初に買って育てていた苗は,とちおとめ,とよのか,章姫(あきひめ),よつぼし,ドルチェベリー,そして,ローズベリーの6品種です。1つのプランターに3品種ずつ植えて育てていました。ですが,ドルチェベリーとローズベリーを枯らしてしまったので,残りの4品種をポット受け育苗で増やして新たに育てることにしました。
ポット受け育苗を試すのは初めてだったのですが,初心者にも優しい方法のようで,無事にとちおとめとよつぼしを1つずつ,とよのかと章姫を5つずつ増やすことができました。
親苗をどうするか迷ったのですが,ベランダの広さが限られているので,駐車場の横に植え替えて露地栽培することにして,増やした苗をベランダで育てることにしました。
ポット受け育苗で新しい苗を1つ増やすことができました。スリット鉢5号に植え替えて育てています。ラベルは親苗のものを使っています。(以下同じ)
親の組み合わせは「久留米49号」×「栃の峰」(出典:果物ナビ)で,「酸味が少なく甘味が強い」(出典:同上)そうです。
ポット受け育苗で5つの苗が育ちました。4つをスリット鉢5号に植え替え,一番小さかった1つをプランターに植え替えて育てていました。スリット鉢の苗は順調に育っているのですが,プランターの苗は枯れてしまいました。
親の組み合わせは「ひみこ」×「はるのか」(出典:果物ナビ)で,甘味と酸味がほどよく調和していて、香りがよく風味豊か(出典:同上)だそうです。
ポット受け育苗で5つ育ち,とよのかと同じように4つをスリット鉢5号で育てて,一番小さかった1つをプランターで育てていましたが,これもプランターに植えた苗が枯れてしまいました。(※これだけラベルが割れてしまったので,手書きの札にしています)
親の組み合わせは「久能早生」×「女峰」(出典:果物ナビ)で,口当たりがやわらかく甘味も十分(出典:同上)だそうです。
上の3品種は一季なりですが,このよつぼしは四季なりの品種です。また,種子から増えるイチゴです。今回はポット受け育苗で育った苗をスリット鉢5号に植えて育てています。
親の組み合わせは「三重母本1号」×「A8S4-147」(出典:果物ナビ)で,糖度が高く、酸味も適度(出典:同上)だそうです。
10月頃から12月頃にかけて,イチゴの苗を探しにホームセンターや園芸店を回りました。持っていない品種があったら買って,6品種増えました。紅ほっぺ,蜜香,宝交早生,女峰,東京おひさまベリー,そして,あかねっ娘です。
これからも別の品種を見つけたら買い足していこうと思っているので,今後増えていくと思います。
「章姫」×「さちのか」の交配種(出典:果物ナビ)で,スリット鉢5号に植えて育てています。
たっぷりの甘味の中に適度な酸味が調和(出典:同上)しているそうです。
「甘さ,丈夫さにこだわったサントリーの本気野菜シリーズのイチゴ」(出典:engei net)で,スリット鉢5号で育てています。親の品種が何なのかネットでいろいろ調べてみたのですが,わかりませんでした。
一度食べたら忘れられない「蜜」のような濃い甘さ(出典:同上)だそうです。
「幸玉(こうぎょく)」に「タホー」の花粉を交配し、得られた実生から選抜育成されたイチゴ(出典:旬の食材百科)で,スリット鉢5号で育てています。
甘味・酸味ともに強く食味が良い(出典:同上)そうです。
「はるのか×ダナー」と「麗紅」を交配(出典:果物ナビ)したたそうで,小型のプランターで育てています。隣にとよのかを植えていたのですが枯れてしまったので,換わりにネギを植えています。
甘酸っぱくてジューシー(出典:同上)だそうです。
「東京都オリジナルの露地栽培用イチゴ」(出典:東京都産業労働局)だそうで,「宝交早生」の維持系統間の交配により開発された品種(出典:同上)です。キャッチコピーは「おひさまいっぱい 旬にいただくイチゴです」(出典:同上)です。
小型プランターに章姫と一緒に植えていたのですが,章姫が枯れてしまったのでその換わりにニンニクを植えて一緒に育てています。
「(アイベリー×宝交早生)×とよのか」×「アイベリー×宝交早生」(出典:果物ナビ)で,スリット鉢5号で育てています。
果肉がやわらかくて果汁が豊富(出典:同上)だそうです。
今,育てているイチゴの品種は上の10種類です。苗の数はとよのかと章姫が5つずつで,その他は全部1つずつなので,全部で19つです。持っていない品種を見つけたら,育てるスペースがある範囲で買い足していこうと思っています。
病虫害の防ぎ方などを調べながら,たくさんのイチゴの収穫を目指します。そして,今後の栽培の参考になるように記録を残していこうと考えています。
うっかりしていて,とちおとめを買い増ししていたことを忘れていました。とちおとめはポット受け育苗で育てた苗だけでなく,去年の12月初めに園芸店で苗を買ったので,あわせて2鉢でした。ですので,今育てているのは全部で20つです。
(本文終わり)