*** 『週休七日実験室』は Google AdSense による広告を表示します ***
家の近くに山がたくさんあるので,体力の衰えを防ぐためによく山の中を歩き回っています。歩くだけではもったいないので,寒蘭がないかどうかキョロキョロと辺りを見ながら歩くことが多いのですが,ついでに鳥や虫を探したり食材になりそうな山菜を探したりしながら,山の中をうろうろしています。
カブトムシやクワガタを見つけるのは夏,山菜は春や秋がいいですが,寒蘭を探すのは,秋の終わり頃から春までが適していると感じています。この時期は,気温が低く蚊もヘビも出ないからです。
夏に山に入るとすぐに蚊の大群がやってきます。身体を揺らして血を吸われないようにするのですが,動きが少しでも止まるとすぐにどこかに蚊が止まっています。虫除けスプレーや蚊取り線香を使った時は多少効果がありましたが,時間の経過や風向きによって,いつの間にか血を吸われていることも少なくありませんでした。そうなると寒蘭を探すどころではありません。
夏は蚊だけでなくヘビも出てきます。ヘビは苦手で見つける度にドキッとします。マムシに出くわした時にはビビって一瞬息が止まりそうになります。幸い噛まれたことはありませんが,マムシを見たらすぐ家に帰っていました。
ですので,秋の終わり頃から次の年の春頃にかけてが,寒蘭を探すのに最も適したシーズンだと思います。
去年の秋から新年にかけて,何度か寒蘭を探しに山に行きました。運動のために行く時は何の準備もせずにフラッと行くのですが,山採りが目的で行く時はデジカメや入れ物を持って行きます。無駄になることが多いのですが,何度も歩いている山道で蘭を見つけたことがありました。いつも通っているのに気づいていなかったということで,しばらくの間落ち込みました。
持っている寒蘭は,あまり広くありませんが寒蘭用の小屋で育てています。山採りで採った蘭が増えて,新しい鉢を置くスペースがなくなってしまいました。ですので,最近は山採りではなく,運動のために山歩きを楽しんでいます。
去年の秋に,山採りの寒蘭が2鉢咲きました。今年の秋に咲きそうな鉢があるので,どんな花が咲くのかを楽しみに,そして枯らさないように気をつけて育てます。
※このページのアイキャッチ画像は4月に撮った画像で,本文中の山採り苗とは関係ありません。
(本文終わり)
コメント